アイアンマン1作目を観ました。面白かったです。
今までMCUはスパイダーマンシリーズとドクターストレンジ1作目しか観たことありませんでした(ノー・ウェイ・ホームがめちゃくちゃ好きです。今のところ人生で好きな映画の3本の指に入るぐらいに。)が、ここ最近幸運にもいろいろとシリーズ作品を観られる機会に恵まれました。
MCUの始まりの作品であるにもかかわらず観る観る詐欺でずっと観てこなかったアイアンマンを、こういう機会の中で観られて丁度よかったです。
あらかじめ評価を聞いていたとおり、MCU第1作目と言うこともあってか、単体作品としてみなせるぐらいシンプルにまとまっており、みやすくて面白かったです。MCUの中で何度も見返すなら持ってこいの作品でしょう。
MCUの概念を知らなかったら面白い単発映画って言われてもまあ騙せると思います。
真面目な感想に関しては、ぼくより優れた文章がインターネットにゴロゴロ転がっているのでそこは各自ググってもらって、ここでは個人的に印象に残ったことを。
- スタークおじさんが遊び人すぎる
上に書いたんですが、MCUはスパイダーマンとドクターストレンジぐらいしか観てきませんでした。なので、ぼくの中のトニー・スターク像は「未来ある若者を厳しくも優しく導く、しっかりした模範的な大人」だったんですが、序盤で社長としての職務を放棄して遊びだすわ、質問に迫った女記者を連れ込んで速攻でセックスするわ、父と比べるとまともじゃないと言われるわで、「スタークおじさん……?」ってひっくり返りました。
ただ、そんなおじさんが作中での大きな出来事を経て、不真面目なちょいワルオヤジとしてのユーモアを残しつつも人間的に成長したのは、いいキャラになったなあって観ててうれしくなりました。大人でも人間として成長できる、というのを見せられるとぼくもがんばろうって自信が湧いてきました。
元の破天荒なキャラもそれはそれでもちろん好きですが。
- 初手セックスした女記者が別にヒロインでもなんでもなかった
めっちゃ目立つ登場でそのまま濡れ場へ入ったのに、その後ヒロインは別におり、記者自身は会見絡みでちょくちょく出てくるチョイ役に収まってて驚きました。
ぼくが観てきた上記の作品だと、だいたい目立つ登場をした女キャラはそのままヒロインになったので新鮮でした。
そのまま猿空間送りになってたら爆笑してたかもしれませんが、そうならなくてよかったかもしれません。
- ヴィランのパワードスーツがなんかでかい
スタークおじさんが作ったスーツを元に作られたのに、おじさんオリジナルのスーツより一回り大きくてなんかふふってなりました。
まあラスボスのヴィランであることを強調するための都合であると思うんですが、もしちゃんとした理由があるならすみません。
アイアンマン、面白かったです。暇があれば観返したいですね。スタークおじさんが最終的にどうなるのかは知ってはいるんですが(スパイダーマンを観ているので)、アベンジャーズ等シリーズでどう活躍するか、スパイダーマンでのスタークおじさん像へどうやって追いつくのかが楽しみです。
おわり